2017/07/25
社会に貢献できる介護職!
介護職の現場
高齢化が進んでいる昨今、社会貢献度の高い仕事と言えば介護職です。仕事内容は、施設によっても対応はさまざまです。専門知識が求められる場合や、仕事の難しさも業務によって異なります。基本的には、老人ホームや介護施設などの現場で、利用者の方の生活補助をすることが主な仕事です。利用者の方に合わせた細かいスケジュールによって、仕事内容が決まります。
施設には、色々なタイプがあります。入所型で24時間体制の老人ホームやグループホーム、日帰りで利用できるデイサービスやデイケアなどが受けられる、小規模な施設も勤務先としてあります。また特別養護老人ホームで働く場合は、24時間勤務の交替制になります。24時間体制の施設の場合は、夜勤をする可能性があります。利用者の方が日常生活を送るなかで、自分ではできない部分をサポートすることを目的としている場所になります。
介護の仕事内容
利用者の方の日常生活のサポートには、さまざまな種類の業務があります。入浴介助では、水温や着替え時の室温管理。滑りやすい場所のため、転倒にも気を付けます。この介助は、介護職のなかでも比較的に体力が必要な仕事です。大変ではありますが、利用者の方の笑顔にやりがいを感じられる瞬間があるのです。
双方に負担の大きい排せつ介助では、タイミングや回数に個人差があるために細かい確認が必要です。この介助自体がストレスになることもあり、信頼関係が重要です。精神的な負担軽減に努めましょう。デリケートな部分なので、利用者の方の気持ちをくむことも大切です。食事の際は、利用者の方それぞれのできないレベルに合わせた対応をします。自分で食事ができる喜びは、食欲増進につながります。最後の口腔ケアまで、しっかりと介助を行います。さらにレクリエーションでは、身体機能の回復になる催しなどを行います。利用者の方全員が楽しめるように、工作活動や合唱、道具を使ったゲームなどの内容を考えます。
ベッドから車椅子などへ乗り移る補助や、歩行が困難な場合も介助を行います。そして、就寝時の対応も利用者の方に合わせたサポートが必要です。パジャマへの着替えなどが1人では難しい場合は、介助します。このように、日常生活をする上で大切な行動の介護全般を行います。
介護職の資格
施設で利用者の方が、日常生活に困らない程度の生活補助をすることが介護職です。実は、介護職は、資格がなくても就職することは可能なのです。ただし、資格がある方とはできる介助の内容に違いがあります。
そして、施設によっては「ホームヘルパー2級」以上が必要な場合も多くあります。さらに「介護福祉士」の資格があれば、より採用されやすいのが現状です。未経験からでも働くことができ、経験を積めば正社員への雇用も期待できる職種なのです。