2017/09/13
正社員に登用されやすい人の特徴とは?
効率良く質の高い仕事ができる
非正規社員から正社員へと雇用形態を変えることができた人に注目してみました。そこから見えてきた、4つの特徴をくわしく紹介します。
特徴のまず1つ目は、効率良くそして質の高い仕事ができるということです。時間をかけて質の良いものを仕上げるのは、当たり前です。反対に、仕事は早いが、結果的にミスが多ければ意味がありません。与えられた時間のなかで、認められる仕事をするかが重要です。
他にも、上司の指示に反応良く対応することも、正社員登用での手段としてあります。上司に頼まれたことは素早く対応することが、仕事をする上でのアピールにもなりますし、直接評価にもつながります。勤続年数が長くても、ミスが多すぎる人や仕事が遅い人は、正社員雇用のチャンスが遠のいてしまうおそれがあると言えるでしょう。
現状を掘り下げ自ら提案ができる
正社員として雇用してもらうためには、仕事ができるだけではなく、その職場環境に一歩踏み込む勇気も必要です。2つ目の特徴として、現状把握とその後の解決策を考えられる能力があるかないかです。与えられた仕事だけを完璧にこなすのは、時間を掛け努力すれば誰でもできます。しかし、正社員になれる人は、現状の業務や仕事について掘り下げて考えることができます。それに対し、積極的に改善方法を提案することもできるのです。もし、提案に失敗していたとしても、会社にとっては、新しい視点で新鮮な意見である可能性もあります。
業務改善へつなげられるように、自分の意見を提案することで、上司からの評価をさらに上げ、「この人を正社員にしたい」と思わせることができるでしょう。
管理者として広い視野を持つことができる
正社員になると、仕事の内容も広がり、責任のある仕事を任されることがあります。責任のある立場になれば、部下を持ち、自分以外の人を管理しなければなりません。管理者としての広い視野を持てることが、特徴の3つ目です。
管理者の役割として、部下の誰かに仕事が偏っていないか配慮することが必要です。また、効率良く業務が進むように、部下に的確な指示をだすことも重要になります。指示をもらって動くのではなく、部下をまとめる立場として指示をだせることが大切です。
正社員雇用された人は、全体の動きを良く見て、自分以外の人の仕事状況も把握しています。仕事全体を客観的に見渡すことで、仕事の効率化や業務改善を見いだすことができます。
良好な人間関係を築くことができる
働く上で最も重要とされるのは、人間関係です。気持ち良く仕事をするためにも、良好な人間関係を築くことが大切です。この人間関係を上手く作れることが、4つ目の特徴です。
職場内でのコミュニケーションによって、お互いの人柄を知ることができます。コミュニケーションの基本は、会話をすることです。仕事の話や趣味の話などを通して、それぞれを理解していくのです。色々な人の特徴を知ることで、仕事の進め方や依頼の仕方などにも活かしていけるでしょう。
どの部署にいても人間関係のトラブルを起こしてしまうような人を、正社員として雇用したくないことは一目瞭然です。職場環境を良くし、業務を行いやすくするためにも、積極的にコミュニケーションを取るよう心掛けましょう。